子ども用マスク、なかなか手に入らないので作ってみました。
子どもってマスクを嫌がりますよね。
私には3歳の息子がいるんですが、立体型マスクの付け心地がいいようで、よろこんで使ってくれています。
今回は、プリンターがなくてもいいように「手書き」でも型紙が作れるようにしました(※印刷用の型紙もあります)。
それでは、子ども用の立体マスクの作り方手順と、生地別に「洗濯後の比較」もしているので、参考になればうれしいです♪
準備するもの
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1555.jpg)
マスクの生地
- 「表地」→オックス生地
- 「裏地」→ダブルガーゼ
※表地は、「オックス」という少し厚手の生地を使いました。
マスクのゴム
今回は「ウーリースピンテープ」を使いました。
ウーリースピンテープとは
ふわりとした素材で、耳が痛くなりにくいです。 5~6ミリくらいの幅で、もともとはTシャツなどの伸び止めとして使われていたそうですが、マスクのゴムにも最適です。
立体マスクの型紙
![立体マスク型紙子ども用](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/立体マスク子供.png)
▲こちらの寸法の型紙を使いました。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/子供用マスク寸法XY.png)
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/手書き型紙.jpg)
▲番号順に寸法通り点を書いていき、最後に線を引いて繋げれば完成です。
5mmの方眼ノートがあれば簡単に手書きできますよ!
私はいらなくなった「クリアファイル」に型紙をなぞり、切り取って使っています。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2019/10/2-60x60.jpg)
キャラクターの生地を使って作るときに、キャラクターの場所がわかっていいですよ!
型紙をA4で印刷して使いたい場合はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/kodomoyou-300x225.png)
使った道具
- ミシン
- アイロン
- ゴム通し
- はさみ
- チャコペンシル(鉛筆などでもOK)
作り方手順
生地を裁断する
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1556.jpg)
▲裏地のダブルガーゼは無地なので、キャラクターの場所など気にしなくてOK。
中表にして型紙を置き、チャコペンシルや鉛筆でふちをなぞります。
中表とは?
生地の表と表を合わせることです!
![生地を裁断する](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1558.jpg)
▲型紙を写し取ったら、ハサミでちょきちょき。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1592.jpg)
▲切れました!
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1591.jpg)
▲このまま中表にしておきます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1593.jpg)
▲次に表になるオックス生地に型紙をあて、型をとります。
この時、どの絵柄を出したいか場所をよく見て型紙を置きます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1594.jpg)
▲チャコペンシルなどでなぞったら、
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1595.jpg)
▲まず、1枚切りました。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1596.jpg)
▲次に、型紙を裏返します。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2019/10/2-60x60.jpg)
あとで中表にして縫うので、ここ間違えないようにします!
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1597.jpg)
▲裏返した型紙を生地にあてて、使いたい絵柄の場所で型をとり、切ります。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1598.jpg)
▲左右対称の生地が1枚ずつできました!
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1599.jpg)
▲生地は中表に合わせておきます。
口に当たる部分(マスク中央になる部分)を縫う
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1600.jpg)
▲中表にした表地と裏地の、カーブしている部分を、縫い代1センチで縫っていきます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1602.jpg)
▲縫い終わりました。
縫いしろに切り込みを入れ アイロンで開く
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1605.jpg)
▲縫い代を切ってしまわないように、1センチくらいの間隔で切り込みを入れていきます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1604.jpg)
▲こんな感じです。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1609.jpg)
▲縫い代を、アイロンで開いておきます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2019/10/2-60x60.jpg)
特にダブルガーゼは、ガーゼ時が2枚重なっていることからやりにくかったので、やけどしないように慎重に行ってくださいね。
中表にして上下部分を縫い合わせる
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1610.jpg)
▲生地を中表に合わせます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1611.jpg)
▲この時、生地の中央部分(先ほど縫い代を開いた部分)を合わせます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1612.jpg)
▲マチ針で固定します。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2019/10/2-60x60.jpg)
中央 → 左右 の順番でマチ針をとめてくださいね!中央部分がずれないように!
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1613.jpg)
▲上下1センチを縫い合わせました。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1614.jpg)
▲ガーゼ時は伸縮性があるので、表地よりも若干はみ出ます。
サイドから表に返し、アイロンで整える
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1615.jpg)
▲両サイドはあいているので、表に返していきます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1616.jpg)
▲表に返しました。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1617.jpg)
▲アイロンで整える時、裏地のガーゼが内側になるようにするときれいです。
ゴム通し部分を縫う
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1618.jpg)
▲この部分、ガーゼなどはみ出てますが大丈夫。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1619.jpg)
▲まず、0.5~0.7ミリほど折り返します(オックスの生地を折り返す長さの目安にしてください)。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1620.jpg)
▲もう一度、0.7~1センチ折り返してアイロンで押さえます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1621.jpg)
▲折り返した部分の内側部分(1~2ミリくらいのところ)を縫っていきます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1623.jpg)
▲ゴム通し口を縫うときは、ほつれてこないよう少しはみ出すように縫います。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1625.jpg)
▲縫い終わりました!
マスクゴムを通す
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1626.jpg)
▲ゴム通しにウーリースピンテープを通します。
今回は子供用なので、マスクゴムは25センチにカットして使いました。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1627.jpg)
▲マスクにゴムを片側ずつ通していきます。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1628.jpg)
▲両サイドともゴムが通りました。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1648-e1586896686841.jpg)
▲お子さんの耳にかけて長さを調整してからゴムを結びます。
結び目は、ゴム通し部分に隠れるようにします。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2019/10/2-60x60.jpg)
プレゼントにする場合は、長さを調節できるようにマスクゴムを結ばないほうがいいですよ!
子供用マスク完成!
![子供用マスク キャラクター生地](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/FOODIE_1586897680.jpg)
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_1655.jpg)
![ドラえもんの生地をつかったマスクを装着した子供](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1652.jpg)
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1651.jpg)
▲2歳と3歳の息子に着用してもらいました!
マスク洗濯後のシワシワ比べ!
ガーゼマスクは、しっかり伸ばして干してもシワになりやすいです。
今回は、毎回アイロンをしなくてすむように、表地を「オックス生地」にしてみました。
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1629.jpg)
▲柄は違いますが、表地は同じ「オックス」の生地のマスクです。
洗濯して干すとき、しっかり伸ばして干しました。
![マスクの裏地のしわ](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1637.png)
▲このマスクの裏地はダブルガーゼですが、やはりしわになっています。
![シーチング生地のマスク(ドラえもん)](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1631.jpg)
▲こちらは、オックスより少し薄手の「シーチング」という種類の生地を使って作りました。
少し表面がしわになっています。
![マスクの裏面のしわ](https://handma2.com/wp-content/uploads/2020/04/img_1632.jpg)
▲やはり裏面のダブルガーゼはシワシワになっていますね。
洗濯をすると、どのマスクも少しはシワができます。
ですが、オックス生地はそんなにしわが目立たない!
何よりオックス生地や、シーチング生地には、ダブルガーゼよりもキャラクターの生地が多くあります。
子供たちのお気に入りのキャラクター生地を使えば、すごく喜んでくれますよ!
子どもが喜んで着けてくれるマスクを作ろう♪
なかなかつけてくれないマスクです。
お気に入りの柄であれば、私の息子はつけてくれます。
それでも2歳になったばかりの息子は、マスクをまったくしてくれません。 やっぱり呼吸がしづらいんですね。
3歳の息子には、マスクをすることの大切さを伝えているので、マスクをしてくれています。
今回のドラえもんのマスクは、とても喜んでいました(笑)
![](https://handma2.com/wp-content/uploads/2019/10/2-60x60.jpg)
キャラクター生地は、本当に喜びますよ~♪
マスクゴムが嫌だというお子さんも多いです。
耳が痛くなってしまうんですね。
今回使ったウーリースピンテープもふわふわして柔らかいんですが、なかには嫌がる子もいるようです。
やはり、マスクにはよく伸びる通常の丸いマスクゴムが最適ですね。
お気に入りの生地を使って、子供が喜んでつけてくれるマスクを作ってくださいね♪