友人にお布団セットをいただいたので、カバーだけ新調することに!
今回は、息子が選んだ生地で布団カバーをつくりました。
キャラクターの生地は少し値が張るので、市販の大人用の布団カバーを使うとリーズナブルにつくれますよ!
また、端のジグザグミシン処理をすると、縫う量が多いので時間もかかるし、糸もたくさん必要です。
今回は、端の処理をせずに縫う方法で作ったので、そちらも紹介しますね!
※お昼寝布団袋の作り方はこちら↓
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準備するもの
布団カバーの生地
お布団の縦サイズ+3センチ、お布団の横サイズ+5.5センチの大きさの布を2枚準備します。
掛け布団、敷布団と両方つくる場合には、それぞれのサイズで生地が必要です。
今回のお布団は…
- <掛け布団>
75cm×100cm → 80.5cm×103cm を2枚 - <敷布団>
70cm×115cm → 75.5cm×118cm を2枚
この大きさで準備しました。
プラスチックナップボタン(ワンタッチタイプ)
今回は100円ショップで購入しました(10ミリまたは13ミリのタイプでOK)。
使用した道具
- ミシン
- はさみ
- アイロン
- マチ針
- リッパ―
- 厚紙(使い方は手順7に出てきます)
作り方手順
生地をサイズに合わせて裁断する
今回の布団の大きさは、敷布団が縦115センチ、横70センチ。
掛け布団が縦100センチ、横75センチでした。
お布団の大きさに対して、縦3センチ、横5.5センチを足して裁断します。
- 「敷き布団」
→118cm × 75.5cm - 「掛け布団」
→103cm × 80.5cm
このサイズで裁断した生地を2枚準備します。
今回は、表の生地は柄、裏の生地は無地を使っています。
生地を外表にして、縫い代5ミリで短辺を縫う
▲生地を外表にして、上と下(短辺)をマチ針で固定していきます。
外表・中表とは?
外側に表が来るようにして合わせるのが外表(そとおもて)。
内側に表が来るようにして合わせるのが中表(なかおもて)です。
▲裏側から見るとこんな感じ。(上側も下側もマチ針でとめます)
▲縫い代5ミリで、上下とも縫いました。
中表にし、先ほど縫った場所(短辺)を縫い代1センチで縫う
▲生地を裏返します。
▲裏返したら、先ほど0.5センチで縫った部分を内側に閉じ込めるようにして、1センチの縫い代で縫っていきます。(上下とも)
▲縫い代1センチで、上下とも縫いました。
▲こんな感じで、生地の端が袋とじになりました。
▲両サイドの短辺が袋とじで縫い終わっています。
生地を外表にして長辺の片方のみ縫い代5ミリで縫う
▲生地を再び外表にします。
▲端から5ミリのところを縫っていきます。
今回は、片方だけ縫いますよ!もう片方が、お布団を入れる方になります。
中表にして、先ほど縫った場所(長辺片方のみ)を1センチの縫い代で縫う
▲生地を中表にします。
▲中表にすると、角の部分がこんな感じで折れています。
▲先のとがったもの(今回はリッパ―の先を使いました)で、角をしっかりと出します。
ハサミの先や、ペン先など何でもOKですよ!
▲両方の角をしっかり出したら、縫い代1センチで縫っていきます。
▲角はこんな感じになっています。
布団の入れ口を縫う
▲再び外表にします。
▲この部分を縫っていきます。
▲まず、2センチ折り曲げ、アイロンで押さえます。
▲さらにもう2センチ中に折り込み、アイロンで押さえます。
▲アイロンをかける時、袋とじにした部分になったら、先ほど縫ったときに倒した方向と同じ方向に倒すようにしてください。
どういうことかというと…
▲さっき、裏地のほうが上になるように倒して角をつくりました。
アイロンをかける時も、裏地のほうが上になるようにして袋とじを倒し、2センチずつ折り曲げていきます。
▲2センチずつアイロンをかける時に使ったのがこちらの厚紙。
下から2センチのところに線を引いて、その線に合わせるようにアイロンをかけていきました。
動画を見ていると、何やらとても便利そうなアイテムが現れたんですよ~!
それはこちら↓
こちらはロングタイプです。
現在改装中のネットショップが多く、同じものではありませんが、こちらも便利!
▲私はこちらの厚紙で代用しました。
自分で線を書けば、何センチでもできる! 画期的(笑)。
▲ぐるっと一周2センチ→2センチで2回折り曲げてアイロンをしました。
次は、折り曲げた内側の端を縫っていきます。
▲この部分を縫います。
▲ぐるっと1周縫いました。
布団入れ口にプラスチックスナップボタンをつける
▲さっき縫った、2センチの幅のところにプラスチックスナップボタンをつけていきます。
▲今回は4カ所付けました。
全体の長さを5で割った数字が、スナップボタンを取り付ける間隔になります。
注意するのは、下側の裏地のほうは、巻き込むようにしてボタンを留めたいです。
ボタンの向きに注意します。
▲取り付けたい場所に、穴をあけます。
今回はリッパ―で穴をあけました。
目打ちでも、ハサミの先でも、コンパスの針でもなんでもOK。穴は大きすぎないように注意して開けます。
そして、スナップボタンのヘッドを取り付けます。
ワンタッチタイプのスナップボタン(打ち具のいらないタイプ)は、ヘッドと呼ばれるパーツが2つ、バネ、ゲンコと呼ばれるパーツをそれぞれ1つずつ使います。
詳しいつけ方は、こちらの記事を参考にしてくださいね!
▲ゲンコというパーツをつけて、指でパチンとなるまでしっかりと押さえます。
▲反対方向も同様に取りつけるのですが、方向注意です!!
裏側の生地を巻き込むようにして取り付けてくださいね! 写真のように、ボタンを留められます。
▲4か所ボタンを留めたら、完成!
お昼寝布団カバー完成!
▲完成しました!
掛け布団、敷布団ともに作って完成です。
実際に布団を入れてみました♪
▲子供が自分で選んだ生地なので、喜んでくれるかな?
今回は、プラスチックスナップボタンを使いました。
最近のお昼寝布団カバーは、既製品だとひもで結ぶタイプのものが多いんです(なんでだろう)。
でも、金属製のボタンはやめた方がいいと思いました。
保育園でお昼寝するとき、ほかの子のお昼寝布団も並べて敷きます。
もし隣に寝るお友達が金属アレルギーだったら…困りますよね。
既製品のひもが多い理由は分からないんですが、プラスチックのボタンだったら、その心配はないかと思います。
今回は10ミリを使いましたが、13ミリでも大丈夫ですよ!
もらったお布団も、手作りカバーで一新!!
お気に入りのお布団で、お昼寝タイムも楽しく過ごしてほしい! そんな思いで作りました。
でも、キャラクター生地って結構高いんですよね……(^^;
後から知ったのですが、大人用のキャラクター布団カバーを安く購入して、子供用に縫いなおすなんてやり方もありました!
お昼寝布団は、かなり多くの生地を使うので、その方がリーズナブルだったかも…。
とっても簡単に、端の処理もなく、直線縫いだけだったので、作りやすかったです!
今回参考にした動画はこちらです↓