子ども用マスク、なかなか手に入らないので作ってみました。
子どもってマスクを嫌がりますよね。
私には3歳の息子がいるんですが、立体型マスクの付け心地がいいようで、よろこんで使ってくれています。
今回は、プリンターがなくてもいいように「手書き」でも型紙が作れるようにしました(※印刷用の型紙もあります)。
それでは、子ども用の立体マスクの作り方手順と、生地別に「洗濯後の比較」もしているので、参考になればうれしいです♪
準備するもの

マスクの生地
- 「表地」→オックス生地
- 「裏地」→ダブルガーゼ
※表地は、「オックス」という少し厚手の生地を使いました。
マスクのゴム
今回は「ウーリースピンテープ」を使いました。
ウーリースピンテープとは
ふわりとした素材で、耳が痛くなりにくいです。 5~6ミリくらいの幅で、もともとはTシャツなどの伸び止めとして使われていたそうですが、マスクのゴムにも最適です。
立体マスクの型紙

▲こちらの寸法の型紙を使いました。


▲番号順に寸法通り点を書いていき、最後に線を引いて繋げれば完成です。
5mmの方眼ノートがあれば簡単に手書きできますよ!
私はいらなくなった「クリアファイル」に型紙をなぞり、切り取って使っています。

キャラクターの生地を使って作るときに、キャラクターの場所がわかっていいですよ!
型紙をA4で印刷して使いたい場合はこちらから
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使った道具
- ミシン
- アイロン
- ゴム通し
- はさみ
- チャコペンシル(鉛筆などでもOK)
作り方手順
生地を裁断する

▲裏地のダブルガーゼは無地なので、キャラクターの場所など気にしなくてOK。
中表にして型紙を置き、チャコペンシルや鉛筆でふちをなぞります。
中表とは?
生地の表と表を合わせることです!

▲型紙を写し取ったら、ハサミでちょきちょき。

▲切れました!

▲このまま中表にしておきます。

▲次に表になるオックス生地に型紙をあて、型をとります。
この時、どの絵柄を出したいか場所をよく見て型紙を置きます。

▲チャコペンシルなどでなぞったら、

▲まず、1枚切りました。

▲次に、型紙を裏返します。

あとで中表にして縫うので、ここ間違えないようにします!

▲裏返した型紙を生地にあてて、使いたい絵柄の場所で型をとり、切ります。

▲左右対称の生地が1枚ずつできました!

▲生地は中表に合わせておきます。
口に当たる部分(マスク中央になる部分)を縫う

▲中表にした表地と裏地の、カーブしている部分を、縫い代1センチで縫っていきます。

▲縫い終わりました。
縫いしろに切り込みを入れ アイロンで開く

▲縫い代を切ってしまわないように、1センチくらいの間隔で切り込みを入れていきます。

▲こんな感じです。

▲縫い代を、アイロンで開いておきます。

特にダブルガーゼは、ガーゼ時が2枚重なっていることからやりにくかったので、やけどしないように慎重に行ってくださいね。
中表にして上下部分を縫い合わせる

▲生地を中表に合わせます。

▲この時、生地の中央部分(先ほど縫い代を開いた部分)を合わせます。

▲マチ針で固定します。

中央 → 左右 の順番でマチ針をとめてくださいね!中央部分がずれないように!

▲上下1センチを縫い合わせました。

▲ガーゼ時は伸縮性があるので、表地よりも若干はみ出ます。
サイドから表に返し、アイロンで整える

▲両サイドはあいているので、表に返していきます。

▲表に返しました。

▲アイロンで整える時、裏地のガーゼが内側になるようにするときれいです。
ゴム通し部分を縫う

▲この部分、ガーゼなどはみ出てますが大丈夫。

▲まず、0.5~0.7ミリほど折り返します(オックスの生地を折り返す長さの目安にしてください)。

▲もう一度、0.7~1センチ折り返してアイロンで押さえます。

▲折り返した部分の内側部分(1~2ミリくらいのところ)を縫っていきます。

▲ゴム通し口を縫うときは、ほつれてこないよう少しはみ出すように縫います。

▲縫い終わりました!
マスクゴムを通す

▲ゴム通しにウーリースピンテープを通します。
今回は子供用なので、マスクゴムは25センチにカットして使いました。

▲マスクにゴムを片側ずつ通していきます。

▲両サイドともゴムが通りました。

▲お子さんの耳にかけて長さを調整してからゴムを結びます。
結び目は、ゴム通し部分に隠れるようにします。

プレゼントにする場合は、長さを調節できるようにマスクゴムを結ばないほうがいいですよ!
子供用マスク完成!




▲2歳と3歳の息子に着用してもらいました!
マスク洗濯後のシワシワ比べ!
ガーゼマスクは、しっかり伸ばして干してもシワになりやすいです。
今回は、毎回アイロンをしなくてすむように、表地を「オックス生地」にしてみました。

▲柄は違いますが、表地は同じ「オックス」の生地のマスクです。
洗濯して干すとき、しっかり伸ばして干しました。

▲このマスクの裏地はダブルガーゼですが、やはりしわになっています。

▲こちらは、オックスより少し薄手の「シーチング」という種類の生地を使って作りました。
少し表面がしわになっています。

▲やはり裏面のダブルガーゼはシワシワになっていますね。
洗濯をすると、どのマスクも少しはシワができます。
ですが、オックス生地はそんなにしわが目立たない!
何よりオックス生地や、シーチング生地には、ダブルガーゼよりもキャラクターの生地が多くあります。
子供たちのお気に入りのキャラクター生地を使えば、すごく喜んでくれますよ!
子どもが喜んで着けてくれるマスクを作ろう♪
なかなかつけてくれないマスクです。
お気に入りの柄であれば、私の息子はつけてくれます。
それでも2歳になったばかりの息子は、マスクをまったくしてくれません。 やっぱり呼吸がしづらいんですね。
3歳の息子には、マスクをすることの大切さを伝えているので、マスクをしてくれています。
今回のドラえもんのマスクは、とても喜んでいました(笑)

キャラクター生地は、本当に喜びますよ~♪
マスクゴムが嫌だというお子さんも多いです。
耳が痛くなってしまうんですね。
今回使ったウーリースピンテープもふわふわして柔らかいんですが、なかには嫌がる子もいるようです。
やはり、マスクにはよく伸びる通常の丸いマスクゴムが最適ですね。
お気に入りの生地を使って、子供が喜んでつけてくれるマスクを作ってくださいね♪