「男の子でもスタイリッシュにキマるスタイの型紙はないかな?」
と探していたところ、こちらの三角スタイの型紙を見つけました。
三角スタイの型紙にもいろいろあるんですが、私はこの形が一番お気に入りです。丸すぎたり首元がすっきりしない作りだったりで、なかなか「これ!」という型紙に出会えなかったんですが、、、見つけました!
今回はダブルガーゼ2枚で作っています。作り方の手順と、作っていて思ったことや感想を紹介しますね!
三角スタイの作り方
出来上がりはこちら↓
準備するもの
- ダブルガーゼ2枚
- 留め具(プラスチックスナップボタン セリアで購入)
- 型紙
※今回使用した「三角スタイ」の型紙は↓こちらのサイトから無料でダウンロードできます。http://handmadenokokoro.web.fc2.com/katagami/008.html
※この型紙を見るには、Acrobat Reader6.0以上が必要です。
使った手芸道具
- ミシン(なくても大丈夫です)
- 裁ちばさみ
- アイロン
- 針
- 糸
- マチ針
- チャコペンシル
- リッパー(穴を開あけるのに使いました。目打ちでも大丈夫。)
特別に準備しなければならないものはありません!
作り方手順
step
1型紙を準備します
▲自宅で印刷しました。A4サイズです。縫い代分の線がありません。私はだいたい1センチの幅をあけて切りました。心配な人は、何箇所か1センチ測って印を付け、線を引いてから切るといいですよ!
step
2生地を裁断します
▲ダブルガーゼは中表にします。マチ針は縫い代のところにとめると、できあがった時にマチ針のあとがつきません!
中表とは?
表と表が合わさるようにして重ねることです。(あとでひっくり返すから大丈夫!)
▲きれいに切れました。
step
3生地を縫う
▲マチ針でとめます。返し口のところは、チャコペンシルなどで印を付けておきます。(青色で書きましたが見にくいですね…。)
返し口とは?
あとで表に返すので、一部分だけ縫わずにひっくり返すところを開けておく。その場所のことです。
メモ
チャコペンシルとは?
手芸用の印をつけるための鉛筆のようなものです。いろいろな種類がありますよ!(百均でも、ネットでも購入できます。)
▲縫い代は1センチです。縫い代を確認して縫っていきます。心配な人は縫うところにチャコペンシルで、線を引いておくといいですよ!
▲ぐるっと一周縫い終わりました。返し口、忘れずにあけてあります!
縫うときのポイント
- 首周りのカーブは慎重にゆっくり縫います。
- 手縫いの場合は、目を細かく縫うといいですよ。
- 先端の尖った部分を出すところは、抑えの向きをしっかり変えて角度をつけると、とんがった感じが出やすいです。(ミシンの場合)
step
4縫い代の始末をする
▲1センチあった縫い代を、5ミリくらいになるように切り落とします。返し口はそのまま1センチ残しておきます。あとで返し口を閉じるためにアイロンをかけたり縫ったりするのが楽ですよ。
スタイの先端の尖った部分は、写真のように縫い糸を切らないように切り落としてください。(ひっくり返した時に生地がたまるのを防ぎます。)また、首周りの縫い代に切り込みを入れておくとよいです!
▲違うスタイを作った時の写真ですが、首周りに切り込みが見えますよね。ひっくり返した時にボコボコしないようにします。
このあと、余裕があればアイロンで縫い代を倒して押さえておきます。時間がないときはひっくり返してからアイロンをかければOK。今回私はそうしています。
step
5返し口から生地をひっくり返す
▲ひっくり返しているところです。首の部分が細めなのでペンなど細いものを使ってひっくり返します。カーブや、先端のとんがっているところも、ペンや定規などできれいに生地を整えます。
step
6アイロンで整え、ぐるっと1周縫う
▲返し口は、生地を内側に折り曲げ、アイロンがけをしておくと綺麗に縫えます。
▲周りをぐるっと1周縫い終わりました。
※返し口をキレイに仕上げるポイントについては、↓ この記事に詳しく書いています。
step
7プラスチックスナップボタンをつける
▲今回使ったのはセリアで購入したもの。右が必要になるパーツです。
留め具がいらず、布に穴をあけて両側からパーツを挟み、指で押さえてとめるだけ!
穴はリッパーであけました。目打ちでも大丈夫。穴があけれれればなんでもいいですよ!コンパスの針とかでもOK。大きくあけすぎないように気をつけて!
※プラスチックスナップボタンの付け方については、↓ この記事に詳しく書いています。
パーツをはめ込む方向は間違えないように!最後にきちんと留められるか確認。
プラスチックスナップボタンは、一度はめるとやり直しができません!慎重に。
完成!
▲生地を男の子向けにしたのもありますが、かっこよく仕上がりました!
▲1歳2ヶ月の息子につけてみました。
▲首周りは少し余裕あり!ちょうど1歳くらいの子にぴったり!息子の体重は9.5キロです。大きくもなく、小さくもないです。
今回使用したダブルガーゼ、プラスナップボタン(打ち具不要タイプ)は、ネットでも購入できます。
ダブルガーゼ(おすすめショップ)
⇒手芸と生地の店 いすず
※メール便も対応してもらえます。
⇒Fabric House Iseki
※種類がたくさんありますよ!
ワンタッチ プラスナップボタン
今回は、ダブルガーゼ2枚で作りました。かなり薄手です。よだれが多い子は、すぐにビショビショになってしまうかもしれません。夏は首元が蒸れてしまうから、あえて薄手のものにしてもいいかもしれませんが、中に芯地となる生地をはさむと、ふわふわになります。
注意!!
その場合は「ステップ6」の工程がやりにくくなりますので、返し口だけをまつり縫いする方法に変えてください。
中に入れる生地にもいろいろなものがありますよ!
★こちらの記事も参考にしてみてくださいね↓
「ふわふわのスタイを作りたい!」 じつはよくあるダブルガーゼだけで作ると、ふわふわ感が足りません。 そこで、 ”ふわふわ ... 続きを見る
スタイの芯地はどれが一番いい?【6種類のスタイを比較】
作ってみて思ったこと
ダブルガーゼ2枚だと正直、吸水力が抜群とは言えません。
中に芯地を入れてふわふわにすると吸水力はアップしますが、この型紙は首のあたりが細めに作られているので、芯地を入れるとひっくり返すときに大変でした。
この型紙は、「ダブルガーゼ2枚」でつくるのがベストだと思います。
また、プラスナップボタンを付けるとき、あまりに生地が薄すぎると、しっかり生地をとらえてくれず「はめ込みにくい」と思いました。それでもボタンは付けられましたが、ちょっとやりにくいです。
プラスナップボタンを付ける場合は、ある程度の厚みが必要になるんですね。
私は外れにくいプラスナップボタンが好きでオススメなんですが、留め具には面ファスナー(マジックテープ)や、縫い付けるタイプのスナップボタンなどもあります。どうしてもプラスチックスナップボタンがつけにくい時は、留め具を変えてもいいと思いますよ。
型紙自体は大きいサイズではありませんが、三角スタイはとってもかっこいいです。
また、首元がモコモコせずすっきりとしていて、つけごこちが良さそうでした。男の子にオススメのかっこいい形ですよ!もちろん生地を変えて、女の子にも使えます!